人中短縮は切らないでできる！切らない人中短縮ってどんな施術？

鼻の下が長いと顔が間延びして見えたり、老けた印象を与えてしまいます。

鼻の下の長さは、生まれつき長い方もいますが、加齢とともに鼻の下が長くなる方が多いです。

鼻の下の長さを短くして、若々しい印象を取り戻せる施術が人中短縮術です。

この記事では、切らずに行える人中短縮術について詳しく解説します。

人中短縮術(リップリフト)とは？

鼻の下から上唇の間にある溝を人中と呼んでいます。

人中短縮術は、鼻の下と上唇の距離を短くする施術です。

人中の理想の長さは、13～14ミリ程度とされていますので、これよりも長い方は、お顔の印象がのっぺりと見えてしまうと言えるでしょう。

人中短縮術で、鼻の下を短くすると、のっぺりした印象が引き締まるので、顔のバランスが整い、口元も美しく見えますし、若々しさも与えてくれます。

人中短縮術では、上唇部分をきゅっと持ち上げる効果もあることから、女性らしく可愛らしい口元にすることもできる施術です。

鼻下、アゴの黄金バランスは1:2

人の第一印象は3秒以内で決まると言われています。

第一印象で美しいと感じる方は、顔のバランス（黄金比）が整っている方です。

美人顔と呼ばれる方は、黄金比が整っているという特徴があり、そのなかでも特に顔の下半分の黄金比は美人顔を決める重要ポイントとされています。

顔の下半分とは、鼻下からアゴ先のバランスのことで、鼻下ラインからアゴ先までを3分割した時に、鼻下ラインから唇の真ん中までが１、唇の真ん中からアゴ先までの長さが2となるバランスが美しいと言われています。

施術方法

人中短縮術では、鼻の下の輪郭に沿ってデザインを決めて切開し、形を整えながら不要な組織を除去した後、縫合します。鼻の下の目立たない部分を切るため傷跡はほとんど残りません。

切らないでできる人中短縮術がある

人中短縮術は、前述したとおり、通常は切開して行われます。切開する範囲は鼻の目立たない部位のため、傷跡もほぼ残らないとされています。

しかし、切開することに抵抗がある方もいるでしょう。

そのような方でも受けやすい施術が、切らないでできる人中短縮術です。

切らずに行える人中短縮術にはいくつか種類がありますので、ここでは4つの方法をお伝えします。

人中短縮リップヒアルロン酸

ヒアルロン酸で人中短縮を行う場合、上唇にヒアルロン酸を注入します。これにより、唇がきゅっと上を向いて人中が短く見える効果を得られます。

この方法は、加齢で鼻の下にたるみが生じている方や、唇のボリュームが無くなっている方に最適です。

唇の形も整うことから、唇のボリュームも取り戻すことができますし、縦線ジワも目立ちにくくなります。

ヒアルロン酸による人中短縮は、1年ほど効果が持続します。

人中短縮ボトックス

人中短縮ボトックスは、口のまわりの筋肉にボトックスを注入する施術です。

口のまわりの筋肉に力が入っていると、唇が内側に引き込まれやすくなることから唇のボリュームがダウンしているように見えてしまい、これにより人中も長く見えてしまいます。

口のまわりの筋肉にボトックスを注射することで、筋肉が緩むと唇が上向きになりやすくなります。

これにより唇のボリューム感も出やすくなるので、人中が短くなっているように見えるのです。

笑うと唇が内側に引き込まれてしまうという人は、ボトックス注射による人中短縮がおすすめです。

ボトックスによる人中短縮は、4ヶ月ほど効果が持続します。

切らない人中短縮はこんな人におすすめ

切らない人中短縮は、切開するのが不安という方や、人中を短くすることでどのような顔立ちになるのか試してみたい方、ダウンタイムのない方法で行いたい方におすすめです。

人中短縮は、切開して行ってしまうと、仕上がりに満足できない場合でも元に戻すことができません。

切開を検討しているけれど、まずは仕上がりのイメージを確認しておきたいという方も、切らない人中短縮を行うことで、どのような雰囲気になるか分かります。

切らない人中短縮のメリット

切らない人中短縮のメリットについてまとめておきます。

手軽に受けやすい

切らないで行うことができるので、手軽に受けやすいです。

施術時間もとても短く、痛みもほぼありませんので、気軽に受けることができるでしょう。

切らずに行える

切らないという点で、メスを使うことに抵抗がある方も受けやすくなっています。

切開をする人中短縮術の傷跡は目立ちにくく、徐々に元通りになっていきますが、それまでの期間気になってしまう方もいるでしょう。

切らずに行える方法は、傷跡も残りませんし、お顔にメスを入れるのが不安な方も安心です。

ダウンタイムがほぼない

切って行う人中短縮術は、ダウンタイムがありますが、切らない人中短縮術は、ダウンタイムはほぼありません。

まれに内出血してしまう可能性がありますが、1週間ほどで消失しますし、施術後からメイクもすることができるため、カバーすれば目立ちません。

人中短縮ボトックスには、どんなデメリットがある？

ボトックスによる人中短縮は、手軽に行うことができますが、デメリットもあります。

それは、効果が半永久的に持続しないという点です。

人中短縮ボトックスの効果は、4ヶ月ほどとなっていますので、効果を持続させたい場合は継続して施術を受ける必要があります。

まとめ

切らずに行える人中短縮術についてお伝えしました。

切らずに行える人中短縮術は、ダウンタイムが少なく、切るのが怖いという方も手軽に受けることができる施術です。

様々な方法がありますが、その方の人中の状態で、最適な施術は異なるため、まずはクリニックで相談してみましょう。

記事監修医師プロフィール

KILI CLINIC 院長/医師

笠 智就(りゅう ともなり)

2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院