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唇のヒアルロン酸注入とは?効果や副作用について詳しく解説

最近では、”ヒアルロン酸”という言葉を化粧品、健康食品などさまざまな場面で聞くようになりました。

美容外科では注射器で気になる部位にヒアルロン酸を注入することで、悩みを改善することができます。

ヒアルロン酸を唇に注入することで、唇のボリュームアップや、理想の形にしたり、シワやハリの改善といったアンチエイジングの効果を発揮することができます。

ヒアルロン酸注入にはどのような効果があるのか、また副作用・ダウンタイムはどのようなものなのか、詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸注入とは?ふっくらした唇になれる

唇にヒアルロン酸を注入し唇の形を整えたり厚みを作ることで、ふっくらとした女性らしい唇になることができます。

ヒアルロン酸注入は、注射器を使って,、目指す場所にヒアルロン酸を注入する施術方法なので、メスを使ったり長時間の痛みに耐える必要はありません。

唇のヒアルロン酸注射はこのような方に向いています

唇にもう少し厚みがほしい、アヒル口や富士山型の上唇になりたい、といった唇の理想の形があったとしてもメイクやリップカラーのみで形や厚みを整えるのは難しいものです。

唇のヒアルロン酸注射は実際にどのような効果があるのか、どのような人に向いているのか解説していきます。

唇のヒアルロン酸注射は以下のような人に向いています。

メスを使った美容整形は避けたい

ヒアルロン酸注入での施術は、注射器を使用して唇にヒアルロン酸を注入するので、メスを一切使用しません。

口角を上げるために口腔内の粘膜を切開し、筋肉へ直接アプローチしたり、唇の形を整えるために唇の粘膜を切って縫合する、といった従来の口唇の美容整形とは異なる施術方法です。

手軽に唇の形や厚みを整えたい

ヒアルロン酸を注入する施術時間そのものは10分ほどです。

ぷっくりとさせたいところに、理想の形の分だけヒアルロン酸を注入して完成するので、手軽な美容整形のひとつです。

痛みやダウンタイムの少ない施術をしたい

上述したように、ヒアルロン酸注入は、メスを使用しないので皮膚や細胞組織へのダメージが少なくてすみます。

注射器を刺すときや、ヒアルロン酸を注入しているときは多少の痛みは伴いますが、従来の切開タイプの美容整形よりも痛みやダウンタイムは少ないです。

アヒル口になりたい

ヒアルロン酸を上唇の一部に注入することでアヒル口になることができます。

もともとの唇の厚さや形によって、アヒル口になるために必要なヒアルロン酸の注入量や注入する場所は個人によって若干異なるので、デザイン決めの際に医師へしっかりと相談しましょう。

自然な仕上がりにしたい

唇に注入するヒアルロン酸は柔らかいものが選択されます。

もとの唇に近い柔らかさのヒアルロン酸を注入することで、注入したヒアルロン酸が浮くことなくほとんど同化して見えます。

そのため、食事中や人と話しているときなど、相手からみて違和感を感じさせずに唇の形成ができます。

即効性がほしい

唇のヒアルロン酸は、注入後すぐにぷっくりとするので、施術後すぐに理想の唇が完成します。

施術後に少し腫れたり、内出血になることもありますが、どれも2週間程度で落ち着きます。

唇の縦シワをなくしたい

ヒアルロン酸を唇に注入することで、乾燥や加齢でしぼんだ口唇に内側からアプローチすることができるので、唇の縦シワを伸ばすことができます。

ハリやツヤのある唇にしたい

ヒアルロン酸は水分の保持作用が高い成分です。

ヒアルロン酸を注入することで水分量が保たれて、唇にハリやツヤを出すことができます。

アヒル口も厚みのあるセクシーな唇も自由自在

アヒル口とは唇がやや前に出ていて、口角が上がっているアヒルの口のような唇のことです。

口角がキュッとあがり、顔の印象が明るく見えるアヒル口は、可愛らしい印象を与えることができます。

アヒル口を形成するときは、上唇の一部にヒアルロン酸を注入します。

また、ぽってりと厚い唇は女性のセクシーさを表現してくれます。

唇の中央にバランスを考慮してヒアルロン酸を注入することで、ぽってりとした唇を形成することができます。

ヒアルロン酸注入でエイジングケアも可能

年齢を重ねると他の皮膚と同様に、唇も乾燥したり、シワができてしまったり、ぷっくりとした厚みがなくなってきてしまいます。

エイジングケアのためのヒアルロン酸注入では、唇のボリュームアップだけではなく、唇の縦シワの改善や、ぼやけてしまった唇の輪郭を整えるといった総合的な唇へのアプローチが可能です。

セクシーな唇の黄金比率とは

セクシーな唇の黄金比率は、上唇と下唇の比率が1:1.5といわれています。

ハリと艶があり、ぷっくりとした唇がセクシーさや美しさを感じさせます。

この比率はモナ・リザ、ミロのビーナス、パルテノン神殿など多くの美術作品や建築にも用いられているそうです。

唇のヒアルロン酸注入の4つのメリット

唇の形や薄さなどの悩みを解消するのに、ヒアルロン酸注入は有効な施術ですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

唇の見た目の変化と、施術の特長を解説します。

1.可愛らしくなる

唇にヒアルロン酸注入をすることで理想の唇の形に整えることができます。

例えば、唇の中央に丸みを作ることで唇全体が小さくみえるので、可愛らしい印象になります。

唇全体に厚みを作ることでセクシーな印象を与えることができます。

顔のパーツのひとつである唇の形を少し変えるだけで、全体の印象を変えることができます。

2.唇にハリ・潤いが出る

ヒアルロン酸には高い保湿力があります。唇にヒアルロン酸を注入することにより、水分量が増えてハリや潤いがでてきます。

3.即効性がある。

施術に即効性があることも、ヒアルロン酸注入のメリットです。

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注入した場所と量により唇を整えるので、施術後2−3日後には理想の形の唇が完成しています。

4.仕上がりが自然

ヒアルロン酸を注入する量と場所が適切であれば、ヒアルロン酸を注入した唇は自然に仕上がります。

ヒアルロン酸にはいくつか種類があり、硬さが異なるのですが、唇には柔らかいヒアルロン酸を使用します。

自分のもとの唇の動きと合わせて、注入したヒアルロン酸も一緒に動くため見た目の違和感はほとんどありません。

スマイルリップの4つのメリット

スマイルリップ注入法とはヒアルロン酸注入で形を整えた唇に、口角のボトックス注入を組み合わせた施術です。

スマイルリップのメリットについて解説します。

01口角を上げる効果がある

口角を下に引き下げる筋肉(口角下制筋)にボトックスを注入し、筋肉の動きを制御することで口角がキュッと引き上がります。

02唇のボリュームアップ効果がある

唇にヒアルロン酸を注入することで、ぷっくりとしたボリュームのある唇に形成することができます。

03笑った時に口角が上がりやすくなる

口角へのボトックスの注入によって筋肉のハリが抑えられるので、笑ったときに、より口角が上がりやすくなるのです。

04唇をM字にすることもできる

上唇のふたつの山がぷっくりとふくらみ、口角がキュッと上がったM字リップは、無表情のときでも笑顔の印象を相手に与えることができます。

ヒアルロン酸注入と口角のボトックス注入を併用すると、よりくっきりとしたM字の唇を形成することができます。

唇のヒアルロン酸注入の工夫

ヒアルロン酸注入は比較的新しい美容整形ではありますが、近年人気が高まっており、治療技術も進歩しています。

満足度の高い施術となるように以下の工夫をおこなっています。

MDコードに基づいたデザイン

MDコードとは、ヒアルロン酸注入の際の効果を標準化できるようにしたガイドラインのようなものです。

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注入する量や部位により、仕上がりが異なります。

それにより、施術する医師によって施術効果も異なっていました。

それがMDコードというガイドラインができたことにより、多くの人が満足できるヒアルロン酸注入の施術が可能になったのです。

ヒアルロン酸製剤の使い分け

ヒアルロン酸には硬さ、粘度によって種類が複数あります。

ヒアルロン酸の注入は唇以外にもフェイスラインや目元などに使われます。

注入する部位によって違和感のないようにヒアルロン酸製剤を使い分けるのですが、唇はとても柔らかい部位なのでヒアルロン酸も柔らかい種類のものを使用しています。

柔らかさをあわせることで違和感を感じることなく、注入したヒアルロン酸がもとの唇となじんでくれます。

ヒアルロン酸注入の効果の持続期間

唇に注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていきます。

注入する量や体質により個人差がありますが、持続期間は約半年~1年ほどといわれます。

唇のヒアルロン酸注入のダウンタイムについて

唇のヒアルロン酸注射のダウンタイムには、小さな腫れや内出血が挙げられます。

症状には個人差があり、長くても2週間程度でおさまりますが、気になる場合はコンシーラーやファンデーションでカバーすることができます。

念のために大切なスケジュールは2週間程度の余裕をもって施術を受けると良いでしょう。

唇のヒアルロン酸注射の副作用について

ヒアルロン酸の注入には、アレルギーや感染、血管塞栓のリスク、といった副作用があります。

ヒアルロン酸自体は人間の体内に多く含まれる成分なのですが、自分由来ではないヒアルロン酸を注入すると、まれにアレルギーが起こってしまいます。

また、血管への誤注入や大量注入による血管への圧迫で、血管塞栓を起こしてしまうことが考えられます。

そのような際には施術中に、医師がすぐに適切に対応していきます。

また、針を使用してヒアルロン酸を注入するので、針の刺入部などに感染リスクがありますが、施術後の生活上の注意を守り、清潔にしていただければ感染の副作用は防ぐことができます。

痛みについて

唇であってもその注入部位により痛みの強弱は多少異なりますが、ヒアルロン酸の注入時に多少の傷みを伴います。

患者様の希望や医師の判断で、痛みを抑えるために麻酔の使用も可能です。

腫れや内出血について

ヒアルロン酸注入後は、注射を打った部位を中心に腫れが生じます。2〜3日程度でほとんどが落ち着きます。

内出血が出た場合も1~2週間で消失します。

なお、ヒアルロン酸注入による腫れについては「ヒアルロン酸注入は腫れが目立つ?ダウンタイムと部位別の症状をチェック」をご覧ください。

赤みについて

赤みは施術当日から生じることがありますが、数日でおさまります。

リップやグロスの使用ができるのでカバーしてきれいに隠すことができます。

唇ヒアルロン酸注入と相性のよい施術

ヒアルロン酸注入をして唇が理想的な形に整うと、他の部分との調和が気になってくるものです。

唇に立体感がでると、鼻先と顎先とを結んだライン(Eライン)に対して、唇がぷっくりと少し飛びでるようになります。

唇のぷっくりとした立体感は魅力的なのですが、顎先や鼻先との関係性が気になることがあります。

そこで唇のヒアルロン酸注入と合わせて人気の施術を紹介します。

顎のヒアルロン酸注入

顎先にヒアルロン酸注入をすることで、横顔のEラインが整います。

また正面からの顔の印象がほっそりとシャープになります。

施術方法は唇のヒアルロン酸注入と同じで、注射器を使って、顎の目指す部位にヒアルロン酸を注入します。

唇とは柔らかさが違い、顎の硬さにあったヒアルロン酸を注入します。

施術時間が短く、ダウンタイムも短いのが特長です。

しかしヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくので半年~1年くらいで、ほとんどもとの顎の形に戻ります。

ヒアルロン酸注入後の形を維持するのであれば、ヒアルロン酸注入を定期的に施術しなければなりません。

顎のプロテーゼ挿入

顎のプロテーゼとは、口の中から、顎先に三日月形のシリコンを入れる施術です。

顎先にシリコンを入れることで横顔のEラインを整えたりシャープな輪郭に整えることができます。

具体的には下唇の内側の粘膜を切開し、プロテーゼを入れるスペースを作り、オーダーメイドで骨格に合わせたプロテーゼを挿入し、切開傷を縫合します。

プロテーゼを顎先に入れて物理的に形を整えるので、プロテーゼが入っている限り半永久的に顎先の形を維持することができます。

手術時間は2時間程度ですが、手術後に数日間安静にしなければならなかったり、傷が治癒するまで痛みがあったりと、ヒアルロン酸注入に比べて注意事項も多くなります。

Kiliクリニックでは唇のヒアルロン酸注入についてしっかりとサポートをしていきます。一度、当院にご来店いただければ幸いです。

記事監修医師プロフィール

KILI CLINIC 院長/医師

笠 智就(りゅう ともなり)

2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院

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