二重埋没法とは、医療用の糸をまぶたに数ヶ所縫いとめる施術です。
手術は、二重ラインを決めて麻酔が効き始めたら、瞼の裏から二重ラインに合わせて糸を通していきます。
最後に糸を結んでカットし、糸が目立たないように皮膚の中に埋め込んで完成となります。
二重埋没法の手術では下記のような症状が起こる可能性があります。
・腫れ、むくみ
・痛み
・内出血
・目の違和感
二重埋没法の糸が皮膚内にしっかり埋め込まれていれば、問題が起こるようなことはありません。
しかし、しっかりと皮膚内に埋め込まれていない場合は、皮膚のすぐ下に結び目があるため、結び目の周りの組織が表面から盛り上がってしまいます。
また、極端に皮膚の浅いところに留まっている場合には、その糸を身体の外に出そうという生体機能が働き、瞼の外に糸が飛び出してきてしまいます。
瞼の外に糸が飛び出してしまうと、糸が外気と接触してしまい、糸が感染源となり炎症や感染を起こす場合もあるので、注意が必要です。
埋没法は医師の技術が低い事で失敗が起こる可能性があります。
医師の技術が低い事で起こる失敗には「二重ラインのガタつき」と「手術直後に皮膚側の糸が埋没できていない」の2つがあります。
以下では、それぞれの失敗について説明していきます。
二重ラインのガタつきは、埋没法の手術1か月後の二重が完成した状態で、二重のラインがガタついている状態のことを指します。
目を閉じたときに整形したことがバレる原因のひとつでもあります。
ガタつく原因としては、埋没法の糸を留める位置にズレが生じているからです。
自分がガタついているかは、まぶたを閉じたときに、二重ラインがジグザグにみえたり、ひきつっているように見えていないかで確認することができます。
手術直後に皮膚側の糸が埋没できていない状態とは、本来まぶたの中にあるはずの糸の結び目が、皮膚表面に露出してしまっている状態の事を指します。
埋没法は通常、結び目をまぶたの筋肉内にしっかり落とし込み、露出しないようにしますが、医師の技術が低いと手術直後に結び目が露出してしまう可能性があります。
まぶたは薄い皮膚なので、結び目は表から見えやすく、ボコボコ見えてしまうので、整形したことがバレる原因のひとつです。
二重埋没法は、まぶたにメスを入れる切開法と比較すると負担は軽度ではありますが、やはり施術後は腫れる場合が多々あります。
腫れは、患部が炎症を起こしてしまうのが原因です。
患部の血流量は増えるため、腫れ・発熱・痛みなどを発症することがあります。患部が炎症を起こしてしまっている場合は、まず炎症を抑えることが大切です。
炎症を抑えるには下記の対策がおすすめです。
施術を受けた目元周辺をアイシングで冷やしましょう。
当院では術後15分アイシングを行います。
冷やすと血管が収縮し血流が緩やかになるので、施術部位周辺の代謝も鈍くなり、腫れが広範囲に広がらず、腫れの早い回復が期待できます。
逆に目元を温めてしまうと、血流量がさらに増し、炎症反応が激しくなってしまうので注意しましょう。
埋没法後は温パックなどを使わずに、冷やすといいですが、冷やしすぎは低温やけどの原因になるためほどほどにお願いいたします。
入浴については、お風呂にはつからないでシャワーで済ますようにしましょう。
その他にも温泉・サウナ・運動・岩盤浴などは血行が促されてしまい、腫れや内出血が悪化しやすいので可能な限り避けるようにしましょう。
頭をなるべく高くして眠ると、目元のむくみ予防になるので、できるだけ高くして眠るようにしましょう。
また、うつ伏せの姿勢や長すぎる睡眠は、顔に水分が溜まってむくみが長引くため注意しましょう。
二重整形がバレるのが心配な方は、「前髪を伸ばしてみる」「太い縁の眼鏡を使ってみる」などの方法で目元を隠して過ごしましょう。
二重埋没法は気軽に二重にすることができるためとても人気な施術ですが、知ってほしい怖いリスクや怖い失敗例があります。
美容整形は成功して当たり前だと思う方も少なくありませんが、二重埋没法をしても、希望通りにはならず手術をしなければ良かったと思う方も多いのが現状です。
よくある失敗例としては下記のような内容が多い傾向にあります。
・左右差が気になる
・埋没した糸のぽっこり感が気になる
・二重幅が時間の経過とともに狭くなる
リスクとしては下記の内容が多いようです。
・二重幅が希望のラインじゃない
・まぶたの腫れ
・まぶたにしこりがある
・目の違和感
・二重の食い込み
・ものもらい
・目から糸が飛び出
・内出血
二重埋没法はやり方も様々ありますが、適切な方法であれば上記のリスクを抑えることができます。
失敗しないために事前に知っておくことは「必ずしも理想の二重になるわけではない」ということです。
自分の目がどのようなタイプなのかを確認して「理想の二重」ではなく「自然な二重」を目指しましょう。
また、二重埋没法を行っているクリニックは多いため、クリニックを選ぶ時にも注意が必要です。
最初から1つのクリニックに絞るのではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受け、自分が納得できるクリニックを選びましょう。
また、「手術後にやり直しができるのか」など埋没法に対してどんな保証がついているか事前に確認しておくことも大切です。
上記では失敗がおきないために事前に知っておく事について紹介しましたが、失敗以外にも事前に知っておくべき症状があります。
以下では、それらについてご説明いたします。
二重埋没法には、大きく分けると挙筋法と瞼板法があります。
瞼板法は、まぶたにある瞼板と呼ばれる硬い板に糸を留めて二重を形成する手術ですが、手術後に糸が眼球に接する場所に露出します。
瞼板は硬い組織なので、瞬きで角膜に接して眼球を傷つけてしまう可能性があります。
また、可能性は低いですが手術によって瞼板にある毛細血管が破壊されると酸素供給が行き渡らなくなり、ドライアイになる可能性も高まるので注意が必要です。
埋没法で感染症を起こす可能性は低いですが、埋没の糸が皮膚側近くにあると細菌が付着し、化膿してしまうことがあります。
また、患部にかゆみが生じることがあり、施術直後であればアレルギー反応を起こしている可能性がありますが、数日経ってからであれば感染症の疑いがあります。
強い腫れやかゆみが続いてしまう場合は、我慢せずに施術を受けたクリニックに相談して、感染した場合抗生剤を処方してもらいましょう。
糸は、体にとっては異物なため、体がアレルギー反応を起こし、埋没の部分にニキビのような症状が出ます。
200人~300人に1人の割合でアレルギー反応が起こる場合があると言われております。
アレルギー反応の症状が出てしまった場合は、抜糸が必要になるのでクリニックに相談し抜糸してもらいましょう。
埋没法の手術から1か月以内に左右差がある場合はダウンタイムの症状が原因です。
ダウンタイムの症状でまぶたが腫れてしまい、二重幅に左右差が出てしまいます。
腫れによって左右差が出ているので、時間が経てば腫れが治まり自然な二重ラインに仕上がります。
埋没法の完成後に左右差がある場合は、いくつかの原因が考えられます。
元々のまぶたに左右差がある場合は、必然的に左右差が出てしまいます。
また、まぶたをこする、まぶたを引っ張るなどの行為によりまぶたに負担をかけてしまうと左右差が出る場合があります。
当然ですが、医師の技術が未熟なことによっても、左右差が出ることがあります。
埋没法は、まぶたが元の状態に戻ってしまう可能性があります。
糸が緩んでしまったり切れてしまったりするのが原因で、二重のラインが薄くなったり無くなったりしてしまうことも十分考えられます。
ただし埋没法は手軽に再施術ができる場合が多いので、戻ってしまったら再施術を受けましょう。
眠たそうな目になる原因は、二重の幅を広く作りすぎる事です。
広すぎる二重幅は、眠そうな目に見えてしまいます。
眠たそうな目が嫌な人は、あくまでも自然に見える二重幅を選ぶようにしましょう。
埋没法後は、まぶたが腫れる・内出血が出るといった症状が起こるケースが多いです。
基本的に1週間程度で症状が回復してくるため、そこまで心配は入りません。
それでも、腫れや内出血の症状に加えて痛みも増して、どんどん悪化してくるような場合は、治療を受けたクリニックの医師に相談しましょう。
Kiliクリニックでは多くの患者様にご来院いただいています。
たとえばこちらの患者様は10代の女性で二重埋没法を実施していただきました。
目元がかなり違うと思います。詳しくはこちら。
また、30代女性でも二重埋没法を経てこんな感じに変わりました。
印象ががらりと変わりますよね。詳しい内容はこちら。
施術直後のまぶたが理想と違うのは、腫れやむくみが原因であることが多いです。
そのため、最低でも1ヶ月は様子を見て、それでも失敗だと感じる場合に再手術を検討するようにしましょう。
手術から1か月以内は埋没法がまだ完成していない状態のため、埋没法が完成してから、修正が必要か判断しましょう。
後悔しないためにも保証がついているクリニックを選ぶのも大切です。
最後に二重埋没法をするときの病院選びの重要性とおすすめの選び方について紹介していきます。
二重埋没法は、施術を受ける病院によって施術方法やアフターケアも全く異なります。
二重埋没法は美容整形手術の中では一番簡単な部類に入る手術で、研修医上がりでも3ヶ月くらいトレーニングをするとできてしまいます。
目の健康まで考えた二重埋没法ができるにはしっかりとしたトレーニングを積む必要があるため、適切な目の健康まで考えた二重埋没法や、アフターケアができる美容外科医は数えられるくらいしかいないのが現状です。
ではどの様にクリニックを選んだらいいのかを紹介していきます。
当然ですが、手術の上手な先生を選べば傷跡も仕上がりもキレイになるので、手術の上手な先生を選びましょう。
ただし、どんなに上手な先生が手術をしても全ての方が満足しているわけではありません。
では実際に手術の上手な先生はどうやって探せばいいのでしょうか?
手術の上手な先生を探すには、経歴に注目して探してみましょう。
おすすめの手術が上手な先生についても紹介していきますので、参考までにご覧ください。
院長/医師 笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
KILI CLINICの二重埋没法は痛みが少なく、長期的に効果を持続させられるのが特徴です。
元の瞼に戻したい。という悩みも、万が一に備え術式にも工夫をしています。
また痛みを伴う局所麻酔についても、34Gという髪の毛ほどの細い針を使用しており、術中の痛みはかなり抑えられています。
さらに1年保証が付いている点も嬉しいポイントですね。
1年以内にもし糸の固定がとれてしまった場合は、無料で再度二重を作成してもらえます。
アフターケアがしっかりしていれば、二重整形はほとんど心配する必要はありません。
アフターケアがしっかりしているクリニックを選びましょう。
しかしながら、二重整形をする美容外科医のほとんどが、十分なアフターケアをしているとは言いがたいです。
アフターケアがしっかりできているところを選ぶには、経歴を確認しましょう。
形成外科専門医または眼科との提携があれば、安心できます。
また口コミも非常に役に立つので探してみましょう。
失敗しないためにはカウンセリングも重要です。
ドクターも人間なので、やはり「人によって合う合わない」はあるため、カウンセリングでは自分に合った親身な先生を選びましょう。
こればっかりは、実際にカウンセリングに足を運ばないと分からないことです。
また、カウンセリングで自分のなりたい二重を伝えることができないと「自分の理想通りの二重」ではなく、「先生の好みの二重」になってしまうので、カウンセリングで自分の思いが十分に伝わっていないと感じたら、違うドクターのカウンセリングに行ってみましょう。
二重埋没法については「二重埋没法っておすすめ?二重を長持ちさせる方法について」の記事も参考にしてください。
Kiliクリニックでは二重埋没法の症例数も多く専門的な知見からアドバイスできるスタッフもおります。お気軽にご来院ください。
KILI CLINIC 院長/医師
笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |