二重の幅は何ミリが理想的なのか？

綺麗に見える二重の幅は一人ひとり異なります。人気の二重の形は平行二重という記事を読んで「平行二重にしてください！」とカウンセリングに来られる方がいますが、平行二重は誰でも似合うのかというとそうではないのです。
それと同じで、二重幅も、「〇ミリが理想的です」と書かれていても、誰でも当てはまるものではありません。

二重埋没法では、6〜8mm幅で二重のラインを作ることが多いです。この二重の幅は、目を閉じた時のまつ毛の生え際から二重のラインまでの幅になります。ただし、同じ幅でラインをとっても、二重の見え方には個人差が出てしまいます。

はい。まぶたの脂肪の量や、眼輪筋というまぶたを開けたり閉じたりする筋肉の付き方、働き具合で見え方に違いが出るのです。
さらに細かく見ていくと、その方の眉毛と目の距離、目頭の形、目尻の高さ、顔全体のバランスでも見え方は変わると言えます。そのため、二重幅を広げれば目が大きく見えるというわけではないのです。

「〇ミリの二重になりたい」ということではなく、なりたいイメージ、このような目元になりたいというイメージを写真で用意しておくと良いでしょう。
シミュレーションを行う際に、その目元に近いラインでご自身がどのように見えるのかということを確認できます。より綺麗に見えるラインがあれば提案もできますので、医師としっかり相談してなりたい目元にしていきましょう。

まぶたの脂肪が多い方は、まぶたの脂肪を取らなければならない場合がありますし、蒙古ひだが目立つ方が平行二重にしたいなら、目頭切開が必要となる場合もあります。まぶたのたるみが出ている場合は、たるみ取りが必要になる場合もあるでしょう。