脂肪吸引の手術をおこなう前には、カウンセリングや医師の診察を受けていただきます。
術前の準備をしっかりとおこなうことで、脂肪吸引の効果を確実にし、トラブルの防止に努めます。
電話や予約フォームから、施術に関する質問や、カウンセリングの予約をすることができます。
当院のカウンセリングは、医師がおこないます。
患者様の悩みや、脂肪吸引を希望する箇所を確認し、施術の方法や注意点を説明いたします。
お悩みや不安なことなど、気軽にお話ください。
脂肪吸引を適切におこなうために、体調のチェックをしていきます。
高血圧や糖尿病などの既往がある方は施術ができません。
また、60歳以上の方はお断りしています。
その他にも、採血や現在内服中のお薬を確認し、脂肪吸引をしても問題がないか、念入りにチェックしていきます。
患者様が脂肪吸引を希望する箇所に、医師がマーキングをおこないます。
可能な限り患者様の希望通りの施術となるよう努めますが、医師が筋肉組織や血管の場所を確認して、安全に脂肪吸引をできるよう、施術箇所に直接デザインのしるしを付けていきます。
脂肪吸引の手術当時の流れを説明します。
手術室に入ったら、安全に施術をおこなうために、心電図モニターや血圧計を装着します。
点滴をとり、麻酔科医によって麻酔をおこないます。
脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を脂肪組織に挿入し、脂肪細胞を吸引する施術方法です。
皮膚を切開して、直接脂肪を切り取る治療とは異なります。
皮膚内へカニューレを挿入するために、メスで数mm皮膚を切開します。
脂肪吸引をおこなう前に、麻酔液や止血剤などを混ぜた液体を施術箇所へ注入していきます。
この過程があることで、脂肪吸引の際に血管が傷つくのを軽減し、大量出血を防止したり施術後のむくみを減少させます。
いよいよ脂肪を吸引していきます。
カニューレを脂肪組織まで挿入し、まんべんなく脂肪を吸引していきます。
自然な仕上がりとなるよう、細心の注意を払いながらおこないます。
脂肪吸引が終了したら、手術後のケアにうつります。
カニューレを挿入するために切開した皮膚を縫合します。
切開の範囲は数mmと小さく、目立ちにくい場所を選定して切開するので、縫合後の傷跡はほとんどわかりません。
手術中は麻酔が効いているので痛みはほとんど感じませんが、手術後は数時間で麻酔が切れて徐々に痛みを感じてきます。
帰宅後も痛みを軽減できるよう、痛み止めを処方いたします。
脂肪吸引の施術箇所を圧迫します。
脂肪吸引をしたあとは、脂肪組織の間に空間がある状態です。
そのままの状態でいると、施術中に注入した麻酔液や、分泌されたリンパ液の溜まり場となってしまい、むくみや腫れが生じやすくなってしまいます。
脂肪吸引のダウンタイムを短くするためにも、施術箇所を圧迫し、皮膚を収縮させることが重要です。
当院では特に抜糸は行なっておりません。
脂肪吸引をすると、見た目はどのように変化するのでしょうか。
結論からいうと、吸引した脂肪の量が、ボディラインの変化に如実にあらわれます。
吸引した脂肪量が多いほど、治療後の変化は大きくなります。
これまで脂肪吸引の仕組みや施術方法を解説してきましたが、脂肪吸引のメリットについて具体的に紹介します。
脂肪吸引は、前述した通り、肥満の原因となる脂肪細胞そのものを取り除くため、リバウンドがしにくい痩身治療です。
脂肪吸引は、施術箇所にカニューレという細い管を挿入して施術をおこないます。
脂肪細胞を切開して取り除く治療とは全く異なります。
脂肪吸引での切開箇所は、カニューレを挿入する切り口のみです。
カニューレの挿入箇所は数mmで、目立ちにくい部位を選定して切開をするので、傷跡はほとんど残りません。
脂肪吸引は、効果を出したい箇所に直接アプローチができるので、部分的に脂肪を取り除くことが可能です。
また、取り除きたい脂肪の量をコントロールできることもメリットです。
二重あごや、お腹、太ももなどピンポイントに施術をすることで、理想のボディラインを作ることができます。
食事制限や運動によるダイエットは、長期間に及び、我慢や制限を強いられるので途中で挫折してしまった経験をお持ちの方も多いと思います。
脂肪吸引では、脂肪を直接アプローチして取り除くので、効果が出やすく、かつ即効性があります。
短期間で理想のボディラインに近づくことができます。
脂肪吸引にもデメリットがありますので解説します。
脂肪吸引の特性を踏まえて、デメリットも把握したうえで施術を受けていただくことが重要です。
脂肪吸引後のダウンタイムはおよそ3ヶ月間です。
とくに、脂肪吸引後の1ヶ月間は、腫れやむくみが出やすい期間なので、細くなった、という施術効果を感じにくい期間です。
腫れやむくみのほかにも、痛みやだるさ、施術箇所の内出血といった症状があります。
内出血に対しては施術箇所を冷やすのが効果的です。
施術後1ヶ月経つころには、腫れやむくみが引いてきて、細くなったことを実感できる患者様が多いです。
個人差はありますが、脂肪吸引後3ヶ月ほどでダウンタイムのほとんどの症状は落ち着いてきます。
皮膚はもともと伸展しやすい組織です。
肥満によって皮膚表面が伸びている場合、脂肪吸引によって急激に脂肪が取り除かれた分、皮膚が余ってしまい、たるんだように見えてしまうことがあります。
医師とのカウンセリングの際に、デメリットや合併症のリスクについて説明いたします。
不安や疑問が残る場合は、何度でもお尋ねください。
脂肪吸引の手術中は、全身麻酔をかけますので痛みは感じません。
脂肪吸引の仕組みや特長を紹介してきました。
これらをふまえて、脂肪吸引がおすすめなのは以下に当てはまる方です。
・なかなか落ちない脂肪を確実に減らしたい
・リバウンドがしにくい痩身治療をしたい
・部分痩せをして理想のボディラインになりたい
・切開をせずに脂肪除去の施術を受けたい
当院で受けられる脂肪吸引は、大きく分類して、顔、二の腕、お腹、背中、腰、太もも、お尻、ひざ、の8パーツです。
顔の中でも、あごや頬など具体的に部位を決め、デザインをイメージして施術をおこないます。
脂肪吸引をはじめとする美容医療は、医療保険の適応がない、自由診療です。
そのため、治療の費用は、それぞれの美容医院によって異なります。
脂肪吸引は、麻酔を使用して手術をおこなうのである程度高額な費用がかかる治療です。
当院の脂肪吸引の施術料金は、およそ、一箇所22万円ですが、術前検査代金が別途1万円ほどかかります。
詳しくは、カウンセリングで施術箇所の確認の際に、概算を算出いたします。
脂肪吸引の仕組みや特長について解説しました。
脂肪吸引は、確実に脂肪を取り除くことができ、部分痩せも叶う施術です。
しかし麻酔を使用しての施術であり、ダウンタイムも長いことから、美容医療のなかでは比較的規模の大きい治療となっています。
安全に、満足度の高い施術を受けられるように、不安なことや疑問点は施術前に解消しておくことが重要です。
当院では、患者様としっかり向き合い、丁寧なカウンセリングと安全な施術を徹底しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
KILI CLINIC 院長/医師
笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
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