公開日：2022.06.27 07:38

更新日：2022.07.02 14:02

ヒアルロン酸でほうれい線が消える？治療の効果とデメリットを解説

人間の身体には必ずヒアルロン酸が含まれています。関節や皮膚、目に含まれており、優れた保水効果が特徴のヒアルロン酸ですが、ほうれい線にも効果的だとご存知でしょうか。

本記事はほうれい線が生じる原因やヒアルロン酸治療の効果について取り上げています。

お肌の悩みを抱えている方に向けて、わかりやすく丁寧に解説させていただきます。

ほうれい線が気になる方はお気軽にKiliクリニックにご相談ください。

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ほうれい線が気になる人にヒアルロン酸注入治療は当日できる

ヒアルロン酸を注入する施術には診察とカウンセリングが必要不可欠ですが、当日中にすべての流れを終えていただくこともできます。

老け顔の原因となるほうれい線に悩んでいる方はもちろん、他の部位にあるしわが気になる方にもヒアルロン治療は効果的です。

この項目では、施術後すぐに老け顔改善などの美容効果を期待できる治療について説明します。

すぐに効果を期待できる注射によるしわの修復治療！

年齢とともに深くなるほうれい線。主な原因は加齢にありますが、表情筋の衰えや紫外線による老化も美容の大敵です。

老け顔の原因について、より詳しく見ていきましょう。

老け顔の原因はこれ！

老け顔の原因はずばり加齢による顔痩せ・紫外線・表情筋の三つが挙げられます。

人間の身体は老化を避けられません。そのため、年齢を重ねる毎にお顔の脂肪や筋肉、骨が痩せ、皮膚が垂れ下がったり、真皮内のコラーゲンが少なり、小じわが増えたりします。

また、紫外線を長く浴び続けた人間の肌にはシミやたるみ、しわが目立つようになります。

さらに表情筋の使い方によっても眉間のしわを筆頭とするしわが生じ始め、周囲に老けたイメージを与えてしまう恐れが高まります。

ただし、老け顔は適切な手段によって改善できるものです。

美容成分の一種であるヒアルロン酸をクリニックで注入すれば、さまざまな要因が合わさり老け顔になってしまった方の肌に潤いとハリを取り戻せます。

しかし、ヒアルロン酸とはどういった成分なのでしょうか。

老け顔の原因を解説したところで、ヒアルロン酸についても具体的に説明します。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は人間の関節や皮膚に含まれている物質を指します。

ゼリー状の成分で、摩擦や衝撃を和らげて保水効果を与えます。つまり、美容成分として多くの化粧品や保湿クリームなどにヒアルロンが含まれるのは、お肌の美しさを保つメリットがあるためなのです。

顔に関する悩みは施術で解決できます。続いてヒアルロン酸注入をご紹介いたします。

ヒアルロン酸注入とは

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注入して顔のたるみを引き上げたり、全体に引き締まった印象を与える効果を持つ施術を指します。

顔のたるみは、皮膚の潤いを保つ力が衰えることによって発生します。そのため、保水効果のあるヒアルロン酸を注入することによって瑞々しいお肌を手に入れられるのです。

ヒアルロン酸注入の特徴

ヒアルロン酸注入は頬やこめかみのリフトアップ、目尻やほうれい線の除去に効果的です。

ヒアルロン酸の保水力は肌荒れや乾燥肌に悩まされている方にとっても効果覿面。さらに、施術時間とダウンタイムの短さも特徴です。

ヒアルロン注射の効果は１年〜２年持続するため、気軽にお試しいただけます。

リフトアップのための注入ポイントと注入量の目安

リフトアップの際、事前に診察やカウンセリングで相談されていた部位にヒアルロン酸を注入します。

主にこめかみと頬、頬骨、顎、フェイスラインに注射しますが、額に注入するケースもあります。

一度に注入する量は1cc。非常に少なく見えるかもしれませんが、当院だけでなくどのクリニックでも1ccが適量です。この量で充分に美容効果を発揮しますのでご安心ください。

ほうれい線の原因とは？「たるみ」について

鼻の横から口元にかけて生じたしわがほうれい線と呼称されます。

最初は大して気にならなかったくぼみが徐々にハッキリした線になり、悩まされる方も多いでしょう。

ほうれい線の原因は顔のたるみにあると考えられています。

人間の皮膚は加齢の影響によって顔痩せし、皮膚がたるんでしまうため、年々ほうれい線は深くなります。

また、頬の脂肪が厚くても皮膚が重力に従って垂れる恐れがあります。

ほうれい線を放置するとどうなる？

ほうれい線を放置すると、線が徐々に深くなっていきます。

それだけでなくコラーゲンの減少にも着目するべきでしょう。

コラーゲンは肌の弾力性を保つために必要不可欠なタンパク質です。

皮膚の潤いをキープするためにも必要で、美容には欠かせません。

紫外線や加齢の影響によって悪化するほうれい線と同様、コラーゲンも年を経るごとに減少してしまう成分です。

ほうれい線が気になる方はヒアルロン酸注入の施術を検討しましょう。

ヒアルロン酸注射の効果とは

美容に関心を持っている方の多くはヒアルロン酸に聞き覚えがあるのではないでしょうか。

化粧水や美容液、乳液など、様々な商品のパッケージにヒアルロン酸の記載がありますよね。

身近な場所にあるヒアルロン酸。それを注射することで得られる効果を解説します。

ヒアルロン酸の美容効果

コラーゲンと同様に、ヒアルロン酸はお肌の弾力やハリを保つために欠かせません。

ゼリー状のヒアルロン酸は1gあたり6Lもの保湿力があると言われており、皮膚の乾燥を防いでくれる効果があります。

また、コラーゲンによって維持されている肌の保水性を補強できます。

弾性のあるヒアルロン酸はほうれい線特有の凹凸を目立たなくさせます。

お肌のハリが保たれて美しさを取り戻すことができるため、美容に気を遣う方にとって重要な成分です。

ヒアルロン酸注入が人気の理由

ヒアルロン酸治療が多くの方にご利用いただけるのは、ヒアルロン酸の持つ優れた保水性と弾力性のメリットがあるためでしょう。

また、皮膚を切開することがないのも利点のひとつです。

注射するだけで施術が完了するので手間がかかりません。ヒアルロン酸注入は当クリニックでも人気の施術になります。

人気の理由をより詳しく解説します。

さまざまなお悩みに対応

当院では、美容に関するさまざまなお悩みに経験豊富な医師が誠実に対応いたします。

ヒアルロン酸を注入する部位やメリットについて疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。

デメリットについても詳しく言及させていただきます。丁寧な診察とカウンセリングによって、施術前の不安を解消いたします。

最適なヒアルロン酸をお選びします

KILI（キリ）クリニックでは、患者の状態に合わせて常に最適なヒアルロン酸をお選びしています。

注射に使用されるヒアルロン酸にも種類があり、部位によって適切なヒアルロン酸が異なるのです。

使用するヒアルロン酸について気になった場合は担当医にご相談ください。

お悩みによってヒアルロン酸を使い分ける

患者が直面している問題をより素早く、確実に解消するため、当クリニックでは使用するヒアルロン酸を使い分ける場合があります。

特に、複数部位の施術を検討している方には種類の異なるヒアルロン酸を使用します。

たとえば目元に注射する際は目の周囲に注入するのが効果的なヒアルロン酸（ボルベラ）をお選びさせていただきます。当クリニックは皆様のお悩みに最大限お応えしますので、気軽にお越しください。

即効性のある効果を実感

ヒアルロン酸は短期間で効果が表れることに定評があります。

施術後に生じる内出血や腫れが完全に引いた後、美しく引き締まったフェイスラインやお顔のパーツからはヒアルロン酸の美容効果を実感することができます。

およそ2−3日程度でヒアルロン酸注入のダウンタイムから解放されるため、簡単にお顔の悩みを解消したいと考える方におすすめです。

スキンケア用品と注射の違い

化粧水や美肌クリームに含まれるヒアルロン酸があれば注射は必要ないのではないか、そうお考えになる方も少なくはないでしょう。

ですが、それは間違いです。実は、ヒアルロン酸を皮膚の奥深くに浸透させるのにスキンケア用品は不適切だと考えられているのです。

人間の皮膚は表皮・真皮・皮下組織に分かれた構造になっています。

スキンケア用品は表皮、つまりは皮膚の表面に美容液やクリームを塗るだけに留まります。

これだけでは深い部分にある真皮にヒアルロン酸が届かず、せっかくの保水効果も完全には発揮できませんよね。

しかしヒアルロン酸治療の場合、ヒアルロン酸は真皮または皮下、骨膜上に注入されます。

肌の表面より奥深くに注射することで、スキンケア用品では届かない箇所にヒアルロン酸が浸透します。

元々真皮にあるコラーゲンにも影響を及ぼします。そうして身体の内側から若さが蘇っていきます。

もちろん、スキンケア用品が無意味というわけではありません。

肌の奥にヒアルロン酸を注入した後でもスキンケアは大切です。

表皮は常に空気に触れているため、乾燥しやすいことに変わりはありません。ヒアルロン酸治療を終えても肌のケアは欠かさず続けてくださいね。

ほうれい線のヒアルロン酸整形について

ほうれい線治療のためにヒアルロン酸注射を施術する場合、効果の次に気にされやすいのが痛みの問題です。

手術にはどうしても痛そうなイメージが付き纏います。

とはいえ、ヒアルロン酸注入の痛みはあまり強くありません。

当クリニックではマイクロカニューレという痛みを抑える針を使用しているため、通常の注射と同様の痛みに加えて多少の違和感が生じる程度で済みます。

30分程度で施術は終了するので気軽に施術が可能です。

ヒアルロン酸を打つ場所は？

ヒアルロン酸はほうれい線に注入します。

通常の施術では数回に分けて針を打たなければなりませんが、当院では一度刺すだけで複数箇所にヒアルロン酸を拡散できるマイクロカニューレを使用しています。

マイクロカニューレは先端が丸く、従来の針よりも血管や神経を傷つけない特殊な作りになっているため、ほうれい線に針を打つ回数を大幅にカットできます。

ヒアルロン酸治療の費用

当院ではヒアルロン酸注入を1ccあたり77000円でご利用できます。

また、モニター募集で来院していただいた方は55000円で治療を受けることが可能です。

募集に関してはKILI（キリ）クリニックのホームページ上で情報を随時公開させていただきます。

情報の更新をお待ちください。

経過とダウンタイム

続いてヒアルロン酸治療の経過とダウンタイムについても解説させていただきます。

美容整形においてダウンタイムは非常に重要です。施術後の傷跡や赤み、内出血がいつまで続くのかと不安を感じる方は多いでしょう。

また、ダウンタイムの期間によってはスケジュールの変更を考えなければなりませんよね。

ヒアルロン酸治療の施術を終えられた場合、最低でも数日間はダウンタイムがあります。

特に注入してしばらくは内出血が目立つ場合があります。

施術後はシャワー・メイクが普段通り可能で通院の必要もありませんが、内出血などが治るまでに個人差があるため、2週間程度はダウンタイムがあると考えておくべきです。

なお、ヒアルロン酸注入による腫れについては「ヒアルロン酸注入は腫れが目立つ？ダウンタイムと部位別の症状をチェック」をご覧ください。

重篤な副作用・合併症を避けるために

ヒアルロン酸注入には重篤な副作用・合併症が生じるリスクも存在しています。

そのため、実際に施術を受ける前に危険性について知る必要もあります。

美容整形はメリットだけではありません。デメリットを理解しましょう。

アレルギー反応の可能性

ヒアルロン酸の注入後にアレルギー反応が出た場合、患部に腫れや赤み、熱が生じます。

ヒアルロン酸は人間の体内にもともと存在する物質のためアレルギー反応はめったにありませんが、施術後にそのような異常がみられた際は直ちに当クリニックへご相談ください。

ヒアルロン酸を溶解するヒアルロニダーゼを使用して反応を抑え、ヒアルロン酸を除去します。

血管にヒアルロン酸が詰まる？

血管にヒアルロン酸が詰まることを塞栓といいます。針の先端が刺さったまま注入することで塞栓が生じ、血流障害になります。血流障害はアレルギー反応と同様に重い症状です。

皮膚の場合は壊死、眼であれば視力低下や失明に繋がる恐れがあり非常に危険です。重篤な合併症になるリスクが跳ね上がるため、施術後に異常を感じた際はすぐにご相談ください。

ほうれい線解消に必須の頬の立体感は、ヒアルロン酸で補えない

ほうれい線の解消にヒアルロン酸注入は効果な手段です。しかし、加齢によって生じたほうれい線やしわには、ヒアルロン酸よりも脂肪注入が適切な施術だとも考えられています。

その理由は加齢で脂肪を失いやすくなる点にあります。若年層の方にはヒアルロン酸注入が手軽かつ非常に効果的なのですが、お顔の脂肪が少ない方の場合、ヒアルロン酸が原因でかえって皮膚の凹凸やたるみが目立つことも。

脂肪注入であれば、脂肪が少なく皮膚の薄い人物の頬へ自然な立体感を与えることができます。そのため、ヒアルロン酸注入を希望される方でも、脂肪注入によるエイジングがもっとも理想的な方法であるケースがあります。

ヒアルロン酸を注入しても、ほうれい線からは逃れられない

また、施術後にほうれい線が完全に消えないケースもみられます。加齢による老化がかなり進行しているケースでは、ほうれい線をわずかに薄めることはできても完全には除去することができません。特に、ほうれい線を長期間放置したことによって折れ癖が付いている場合はしわが定着しているため治療が困難です。

ほうれい線を放置してしまえば取り返しがつかなくなります。早めに当クリニックへご来院いただき、医師に直接ご相談ください。

ヒアルロン酸注入でかえってほうれい線が目立つことも

ヒアルロン注入によって、逆にほうれい線が目立つリスクも存在します。表情を動かす際、ヒアルロン酸の注入箇所が不自然に目立ってしまったり、しこりが残ってしまうケースがあるためです。これらのケースは、ヒアルロン酸注入の施術が失敗した時に多くみられます。

当院では高い技術力を持った医師が施術を担当しますが、ヒアルロン酸注入にはこういったデメリットもあるため注意が必要です。

治療したい部位によって治療法が異なります。

ヒアルロン酸はほうれい線や目の下、頬、眉間など、様々な部位に注入できます。ただし、治療したい部位によってはヒアルロン治療とは別の施術をおこなうべきでもあります。

ヒアルロン酸注入で完全解消できない問題には、はたしてどのような施術が効果的なのでしょうか。具体的な例を解説いたします。

プチ小顔術ボツリヌス・トキシン

ボツリヌス・トキシンの注入によって、エラの張りを改善することが可能となります。

ボツリヌス・トキシンには筋肉の収縮を弱める効果があります。よって、エラが張る原因として知られる咬筋に直接注入すれば小顔効果が期待できます。

ヒアルロン酸注入と同様、注射ひとつで完結する施術のため、傷跡がお肌に残りにくいのが大きなメリットでしょう。

プチシワ取りヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入をおこなう箇所として、顎と頬は非常に需要の高い部位です。

しかし、なかには額に注入されることもあります。

ヒアルロン酸を利用したプチシワ取りは、額だけでなく目尻のしわやマリオネットラインにも効果がありますが、こちらもボツリヌス・トキシンを使用したほうが効果的な一面があります。

続いては、ボツリヌス・トキシンによるプチシワ取りについて解説いたします。

プチシワ取りボツリヌス・トキシン

ボツリヌス・トキシンの筋肉収縮を促す作用はしわにも効果があります。ただし、紫外線や加齢によって生じたしわではなく、表情筋の動きによって出来たしわを和らげます。

ヒアルロン酸は保水性と弾力性を高める効果を持っていますが、筋肉そのものに作用することはできません。目尻の笑いじわなどには美容効果が薄い点が問題視されていました。

反対に、ボツリヌス・トキシンであれば表情の動きによって生じた目尻や眉間、額のしわを解消できるため、必要に応じて注射する美容成分をヒアルロン酸とボツリヌス・トキシンの二種類に使い分けていく必要性があります。

どちらの美容成分がより効果的かは、診察の際に質問していただければお答えします。

ヒアルロン酸にもボツリヌス・トキシンにも特有の長所があるため、いずれか片方が劣っていることはありえません。

しわ治療を検討されている方は、まずKILI（キリ）クリニックでカウンセリングをお受けしていただければ幸いです。

ヒアルロン酸はほうれい線に効果的

ほうれい線の原因やヒアルロン酸の効果、治療の流れについては充分にご理解いただけましたでしょうか。

ヒアルロン酸はほうれい線だけでなく様々な部位に効果的な美容成分です。当院では他の部位へ注入することも可能です。

KILI（キリ）クリニックでは、美容医療を中心にお客様に美しくなるためのご提案をさせていただきます。お悩みの方はぜひ、この機会に「自分だけの美しさをみつける体験」をしてみませんか。