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【解説】ヒアルロン酸を目の下に注射して疲れ顔を改善したい方に

美容整形手段のひとつにヒアルロン酸注入があります。ヒアルロン酸による治療はKILI(キリ)クリニックでもボトックスと二重埋没法に加えてご利用いただける施術です。

とはいえ、目の下にヒアルロン酸を注入する手術と聞くだけでは不安を感じやすいですよね。施術をはじめて受ける方に向けて、この記事では、目の下のヒアルロン酸治療について医師が解説しています。

ヒアルロン酸注入に関する正しい情報を知っていたたげれば幸いです。


目の下のくぼみ・たるみの原因

疲れ顔の原因となる、目の下にあるくぼみやたるみ。皮膚の垂れ下がりや凹凸が目立つ理由は加齢にあります。

目の下にある靭帯が緩み、眼窩脂肪が手前に来ると皮膚がくぼんだりたるみやすくなってしまうのです。また、脂肪が痩せることによって目立つこともあります。

身体機能の衰えで生じる症状は、いずれもヒアルロン酸を注射して改善できます。

続いてヒアルロン酸治療についてご紹介します。

目の下のヒアルロン酸治療の方法

そもそもヒアルロン酸がどのような成分なのか疑問に思う方も多いでしょう。

簡潔に述べれば、ヒアルロン酸とは保水力を持つ美容成分です。粘性があり、人間の身体に含まれています。

主に関節などが挙げられます。軟骨と関節液にヒアルロン酸は含まれており、潤滑剤の役割を果たしています。

目の潤いを保つはたらきもあって、非常に重要な成分と言えます。

また、ヒアルロン酸は肌の水分量を保つ効果によって皮膚の乾燥を防ぎ、細胞の弾力性も保持します。

皮膚の深い部分にまで浸透するため、みずみずしい肌を得られるのが特徴です。

改善できるクマの種類と治療法


さらに、ヒアルロン酸は黒クマにも効果があります。

黒クマが生じる原因は眼窩脂肪の膨らみとたるみにあるため、ヒアルロン酸注入をすれば肌の潤いを得られると同時に黒クマが解消されるメリットがあります。

目の下の凸凹が気にならなくなるのがポイントでしょう。

ただし、赤クマや茶クマに与える効果は期待できません。

こちらは寝不足や目の酷使、色素沈着が原因なので、解決方法が根本的に異なります。ヒアルロン酸注入はあくまで黒クマに悩まされている方に効果的な手段になります。

より詳しく、見ていきましょう。

青クマ・黒クマでお悩みの方におすすめ

ヒアルロン酸治療は青クマと黒クマの改善に秀でており、反対に赤クマや茶クマには効果がありません。

適切な施術によって目の下のくぼみやたるみ以外の問題を解消できるメリットは依然存在します。

まずは、前者のヒアルロン酸注入が効果的なクマについて解説いたします。

青クマ

青クマが生じる原因は血行不良です。

人間の身体の内部を走る血液は、摂取した栄養分や酸素、二酸化炭素、老廃物などを運ぶ役割を持っています。

その血行が悪くなれば、当然栄養分は運ばれにくくなります。さらに老廃物も溜まり、悪影響を及ぼしてしまいます。

睡眠不足や眼精疲労が血行不良の元ですが、なかにはストレスで血液の流れが悪くなるケースもあります。

生まれつき皮膚が薄かったり、色白の人物の場合は青クマが強調されます。

ヒアルロン酸を注入すると、皮膚と血管の間が広くなります。

そうすることで皮膚の薄さや肌の白さを気にしている方でも症状の改善が見込めるのですが、この方法にはデメリットが付き纏います。

目の下に注入したヒアルロン酸が透けてしまうリスクが残っているのです。

ヒアルロン酸が透ければ、青クマがより目立つリスクが高まります。

そのため「目の下にヒアルロン酸を注入すれば確実に青クマを解消できる」というわけではありません。

それでも青クマを治療したいと考えている場合、ぜひ当院へお越しください。

施術前に医師による適切な診察とカウンセリングをおこなわせていただきます。

黒クマ

前述したように、黒クマが生じる原因は眼窩脂肪の膨らみとたるみです。

ヒアルロン酸を注入して皮膚そのものを押し上げれば、自然と黒クマは消えていきます。

しかし、なかにはヒアルロン酸治療ではなく皮膚や脂肪の除去が有効的な手段になるケースも存在しています。

青クマ同様、こちらもカウンセリングが重要になります。

詳しくは当クリニックへご予約いただき、担当の医師に直接ご相談ください。

他の施術が効果のあるクマの種類

青クマと黒クマはヒアルロン酸注入が解決策として効果的です。

それでも、すべての種類のクマは解消できません。

茶クマと赤クマには全く異なる手段で対処する必要があります。

ヒアルロン酸注射ではない施術が有効なクマの種類についても触れていきましょう。

茶クマ

茶クマは色素の沈着によって生じます。色素沈着は、言い換えれば皮膚の色が濃くなる現象です。

目の下だけでなく、人間の身体の様々な部位には色素沈着の可能性があります。

一例として膝裏や肘が挙げられます。いつのまにか黒ずみが取れなくなっていた、と感じることはありますでしょうか。

この黒ずみはすべて色素沈着が原因で、主に乾燥や摩擦によって皮膚そのものに色がつくことで発生します。

特に、目の周囲をこする癖のある人物は茶クマに悩まされやすいです。

茶クマの原因は血行不良でもたるみでもないため、ヒアルロン酸注射をしたところで解消はできません。

この場合、効果的な手段はヒアルロン酸注入ではなくレーザーや塗り薬などでしょう。

スキンケア用品で黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を抑えたり、レーザー治療で色素を破壊すれば茶クマを取り除くことができます。

乾燥と摩擦を控えることによって茶クマの状態は徐々に改善できます。

茶クマが気になる場合は適切なスキンケア、あるいは美容クリニックでの治療を検討してみてくださいね。

赤クマ

皮膚の裏にある眼輪筋が目の下の脂肪に押し出されることによって赤クマは生まれます。

皮膚のすぐ下に目の周囲を取り囲む眼輪筋が透けて見える状態になっているため、赤クマを改善するには脂肪の圧迫をなんとかしなければなりません。

赤クマに対処するには脂肪を取り除く必要があります。

また、目の下の皮膚が薄くなっていることも原因のひとつであるため、グロースファクター注入療法と経結膜脱脂法が赤クマの解決策として挙げられるでしょう。

グロースファクター注入療法は肌に注入することでコラーゲンの生成を促す治療法です。

この施術が効果的な場合はヒアルロン酸注入でも赤クマが改善する見込みがありますが、赤クマ治療には脂肪を取り除く経結膜脱脂法がもっとも効果的な方法だと考えられています。

組み合わせ治療について

2つ以上の治療を同時におこなうことを組み合わせ治療と言います。

当クリニックでも、ヒアルロン酸注入にプラスして組み合わせ治療を施術することが可能になっております。

組み合わせ治療を選択した場合、通常の施術よりも高い効果を実感しやすくなります。

そのため、ヒアルロン酸注入を検討されている方には組み合わせ治療の利用もお勧めします。

以下の項目では、目の下のふくらみ取りとたるみ取りについて解説させていただきます。

目の下のふくらみ取り

目の下のふくらみには脂肪の除去と注入を組み合わせた治療が有用です。

目元の施術は印象が変わりやすいため慎重におこなわなければなりません。

ヒアルロン酸注入単体でも自然な仕上がりになるのですが、脂肪除去と組み合わせることによってより自然な目元を作ります。

この組み合わせ治療には、脂肪の除去後にヒアルロン酸を注入して肌の再生を促すコラーゲンを生み出しやすくする狙いがあります。

通常の施術よりワンランク上の効果を実感できるため、目の下のふくらみを取り除く際は組み合わせ治療を検討してみてください。

目の下のたるみ取り

皮膚のたるみには糸リフトが効果的です。

この場合、医療用の糸で垂れ下がった皮膚を引き上げた後にヒアルロン酸を注入します。

医療糸は時間経過によって自然と体内に吸収されるため、皮膚を切除することなくたるみを取り除くことが可能です。

ヒアルロン酸注入によって肌の凹凸を目立たなくさせたうえでハリを与えられるため、糸リフトとヒアルロン酸治療は非常に有用な組み合わせと言えます。

ヒアルロン酸治療の流れについて

ヒアルロン酸注入を検討している場合、クリニックでは最初に診察とカウンセリングがおこなわれます。

目の下のくぼみやたるみの状態を見て、治療のプランを固めていかなければならないためです。

特に、カウンセリングは両者の抱く認識の齟齬を減らし、顔のバランスを理想形に近づけるために重要なステップです。終わり次第、ヒアルロン酸注入をおこないます。

施術の所要時間は10分程度で完了します。

施術前に洗顔・クレンジングをおこなう時間を合わせても時間はかからず、短時間で終わるのがメリットでしょう。

また、通院も必要ありません。施術を終えた時点で治療は完了します。

ヒアルロン酸は複数の部位に効果的

また、ヒアルロン酸注入は他の部位に施しても効果的です。

たとえば輪郭の形成や額、こめかみ、頬、頬骨、顎先、顎、ほうれい線、マリオネットライン、鼻根部、鼻尖、涙袋も挙げられます。

ヒアルロン酸注入は潤いのある身体を手に入れられるため、美容に効果覿面です。

目の下以外にも施術ができるため、来院した際のカウンセリングで気軽にご相談ください。

痛みについて

皮膚に針を刺してヒアルロン酸を注入すると聞くと、やはり施術時の痛みが気になる方も多いのではないでしょうか。

言葉にすると痛そうなイメージになるため、当然でしょう。

当院では痛みが気になる方のためにマイクロカニューレと呼ばれる特殊な針を使用しています。

ヒアルロン酸注入に使われるマイクロカニューレについても簡単にご説明します。

マイクロカニューレによる注入で針を刺す回数が激減

マイクロカニューレは針の柔らかさと先端の丸さが特徴です。

従来の針と比較して針が長く、一度の注射で広範囲にヒアルロン酸を注入でなかるのが最大のメリットでしょう。

皮膚にマイクロカニューレを注射した部位にヒアルロン酸が染み渡ることによって、複数部位に針を刺す必要がなくなります。

そのため患部に何度も注射する手間がかかりません。通常の針を使用するよりも遥かに手早く終わる施術になるのがマイクロカニューレの利点です。

ヒアルロン酸注入時に使われるマイクロカニューレについて

マイクロカニューレは痛みや内出血を抑える効果も持っています。

注射回数は痛みの大きさに比例します。針を刺す機会が多ければ多いほど患部は痛みやすくねります。

そのため、最小限の手間しかかからないマイクロカニューレが効果的です。

また、血管や神経といった皮膚の組織を傷つけずに注入できるのもマイクロカニューレの特徴のひとつです。

損傷を軽減することによって内出血が生じにくくなり、腫れや注射跡も目立ちにくくなるメリットがあります。

ヒアルロン酸とその他の注射(充填物質)について

皮膚に注入する成分は皮膚充填剤(フィラー)と呼称されており、ヒアルロン酸も充填物質として数えられます。

もちろん、ヒアルロン酸以外の充填物質を使用した注射もあります。

PCLやカルシウムハイドロキシアパタイトが代表例です。PCLはポリカプロラクトンの略称で、糸リフトの素材として活用されます。

ポリカプロセカラクトンは生体吸収性医療用ポリマーです。

そのため、自然と体内に吸収されるのが利点でしょう。さらにコラーゲン産生作用があり、額や頬、手の甲に注射できます。

また、カルシウムハイドロキシアパタイトは持続型注入剤の主成分です。

持続型注入剤は顎や鼻の形成に適したフィラーで、コラーゲンを造成する作用を持っています。

非動物由来の成分であるため、ヒアルロン酸のように稀にアレルギー反応を起こすことがありません。

どちらも長期間効果が持続する作用があり、様々なクリニックで施術できます。

ヒアルロン酸注射の限界について

ヒアルロン酸注射は目の下のたるみやくぼみを改善するのに効果的な手段なのですが、それでも限界はあります。

ヒアルロン酸を浅い部分に注射すると皮膚が透けて青く見えたり、目の下のふくらみが逆に目立ってしまうリスクがあるのです。

よって、ヒアルロン酸注射はなるべく深い部分に打たなければなりません。しかし、そうなると小じわなどが改善できなくなってしまいます。

小じわの治療にはボトックスが最適です。

ヒアルロン酸を使用した施術では解決できない問題もあるため、疑問点がございましたら必ず当院へカウンセリングにご相談ください。

目の下にヒアルロン酸を注入した後のダウンタイムについて

ヒアルロン酸治療の施術後はまれに内出血や腫れが起きる場合があります。

しかし、いずれもメイクで隠せる程度に留まります。肌の異常はおよそ2週間で治りますのでご安心ください。

なかには美容整形をした後の腫れや赤みが半年以上経たなければ消えないケースもあります。

とはいえ、そういった手術の大半は骨を削ったり、皮膚を切開したりと大掛かりな内容なので、注入をおこなうだけで完了するヒアルロン酸治療は非常に手軽な手術だと言えます。

ただし、ダウンタイムが短く済むのは顔への刺激を与えなかった場合の話です。

施術後、顔のマッサージは1週間ほど避けてください。強い刺激を与えると肌の状態が悪化する恐れがあります。

メイクやシャワーは当日からおこなっていただけますので、ヒアルロン酸の注入箇所を強く押さないように気をつけてください。

なお、ヒアルロン酸注入による腫れについては「ヒアルロン酸注入は腫れが目立つ?ダウンタイムと部位別の症状をチェック」をご覧ください。

目の下にヒアルロン酸注入する処置期間・アフターケア

重ねて言いますが、ヒアルロン酸を注入した後は患部の状態に注意が必要です。

2~3日は目元のふくらみが目立ちます。しばらくのあいだ、アフターケアは欠かせません。

強い刺激を与えなければ目の下にあるふくらみは赤嶺は徐々に落ち着いていきます。治療当日にアルコールを摂取したり、スポーツなどの激しい運動をおこなうのは控えてください。

施術の効果は半年〜1年程度は保たれます。時間が経てばヒアルロン酸は皮膚へ吸収されていくため、定期的な注入が望ましいでしょう。

目元へのヒアルロン酸注入によるリスク・副作用・合併症について

目元へのヒアルロン酸注入には、リスクや副作用、合併症の危険も伴っています。

内出血や腫れはダウンタイムに生じるものですが、時にはそれ以上の重い症状が発生することも。

ヒアルロン酸を注入するリスクは三つあります。アレルギー、塞栓、感染です。つまり、ごく稀にヒアルロン酸に対するアレルギー反応を引き起こしたり、血管が塞がったことによる目の失明や壊死、感染症の恐れがあります。

いずれもリスクを引き当てる可能性は低いですが、確率は完全にゼロにはなりません。

これらの重篤な副作用・合併症を避ける方法については、下記の項目を参照してください。

重篤な副作用・合併症を避けるために

危険な副作用や合併症を避けるには、高い技術を持った医師に施術を担当してもらうことが必須です。

経験豊富な医師であれば、ヒアルロン酸注入によって血管を防ぐことはほぼありません。また、部位に適したヒアルロン酸製剤を使用するため感染症のリスクも減ります。

アレルギーに関しては、反応が現れた時点で素早い処置が求められます。当院ではアレルギー反応を確認次第、ヒアルロン酸を溶解するヒアルロニダーゼと抗アレルギー薬を投与させていただきます。

施術後お肌に異常を感じた場合は、すぐに当クリニックへご連絡ください。

目の下(くぼみ)にヒアルロン酸注入した場合の施術料金

KILI(キリ)クリニックでヒアルロン酸治療をおこなった場合、施術料金は通常価格77000円(1cc)となります。

また、モニターとしてご来院いただいた場合は55000円です。

当院では、症例写真のご提供などを条件にモニターを募集することがあります。

そのため、先ほど言及した通常価格よりも20000円以上安い料金で実施可能となります。

モニターとして来院いただいた方を経験豊富な医師がサポートしますが、ときにはモニターをお断りする場合もございます。あらかじめご了承ください。

こだわりのある施術を提供するクリニックが徹底サポート

本記事ではヒアルロン酸注入について解説させていただきました。施術前に抱えていた疑問や不安は解消されたでしょうか。一通りの解説が済んだところで要点を振り返りましょう。

・ヒアルロン酸を注射することによって目の下のくぼみ・たるみを手軽に解消できる。
・目元の黒クマを解消することも可能。
・施術はわずか10分程度で完了する。
・手術した後に来院する必要がない。
・施術後はまれに内出血や腫れが生じるリスクを抱えているが、2週間程度で収まる。
・ヒアルロン酸注入を通常価格77000円または55000円(モニター価格)で提供!

当院ではヒアルロン酸注入時にマイクロカニューレという特殊な針を用いており、内出血などのリスクを最小限に抑えています。

経験豊富な医師が施術を担当します。お顔やお体の悩みがございましたら、まずは当クリニックのカウンセリングへ気軽にお越しください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

記事監修医師プロフィール

KILI CLINIC 院長/医師

笠 智就(りゅう ともなり)

2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院

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