顔の脂肪吸引は、腫れやむくみなどのダウンタイムが1ヶ月ほど生じます。そのため、このダウンタイムが取れるかどうかは重要でしょう。特に施術直後は腫れが出ますので、一時的に顔も大きく見えてしまい、メイクをしても隠すことが難しいです。
完全に仕上がった状態になるまでは、3ヶ月ほどかかるケースもあります。顔の脂肪吸引の良い点は、1回で高い効果が得られる点と、傷跡を残さないで施術できるという点です。
顔の脂肪吸引が向いていない人もいるのでしょうか?
はい。顔がかなりたるんでいる人や、シワが多い人、脂肪が少ない人、エラの張りで顔が大きく見えている方には向いていません。
どうしてですか?
たるみがある方は、脂肪吸引を行うことでたるみがさらに目立ってしまう可能性があります。シワが多い人は、脂肪吸引で脂肪を減らしてもシワは減らすことができないので、施術後にシワが気になってしまう可能性が高いでしょう。
脂肪が少ない人は、頬がこけるリスクやフェイスラインが崩れるリスクがあります。エラの筋肉が発達している場合は、脂肪が原因ではないため、脂肪吸引では効果が得にくいです。
たるみやシワがある人は、脂肪吸引できないのでしょうか?
たるみやシワの治療を併用することで、脂肪吸引を行うことができます。ヒアルロン酸注入やボトックス注射との組み合わせが可能です。
エラが原因の場合は、どうしたら良いですか?
エラの筋肉が発達している方は、ボトックス注射がおすすめです。
脂肪が少ない場合は、脂肪吸引はできないのでしょうか?
脂肪吸引をしてしまうと、施術した箇所の脂肪は再生できないため、元に戻すことができません。お顔全体のバランスを拝見し、脂肪吸引が必要なのかどうか判断させていただきます。
顔の脂肪は、脂肪溶解注射でも減らせると聞いたのですが、脂肪吸引との違いはどのような点なのでしょうか?
脂肪吸引は1回で効果を得ることができますが、脂肪溶解注射の場合は、2回から3回の施術が必要です。また、脂肪吸引はダウンタイムが長いですが、脂肪溶解注射はダウンタイムが短いです。
顔の脂肪が少ない方が脂肪吸引を行ってしまうと、頬がコケてしまう可能性があります。頬コケを起こさないためにも、しっかり顔の状態を確認してくれる医師に相談するようにしましょう。
KILI CLINIC 院長/医師
笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
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先生、顔の脂肪吸引は、どのような人に向いている施術ですか?