施術中は麻酔をしますので、痛みを感じることはありません。痛みが出るのは、施術が終わって麻酔が切れた時からです。痛みの感じ方は個人差があり、施術した部位によっても異なります。
施術後に痛みを感じない人もいるのでしょうか?
痛みを感じないという人はいません。数日間はひどい筋肉痛のような痛みが出ます。次第に和らいでいきますが1週間から2週間は続くでしょう。
痛み以外にもダウンタイムの症状が出ますか?
痛み以外は、むくみや腫れ、内出血、硬縮などがあげられます。脂肪組織が回復する過程で生じるものです。吸引した部位に触れると硬い感じがしますが、これは落ち着くまで3ヶ月くらいかかります。
脂肪吸引で痛みが特に出やすい部位はありますか?
脂肪吸引では、脂肪量が多い部位を施術した時に痛みを強く感じやすく、ダウンタイムも長引く傾向にあります。
腹部周辺、お尻、太ももなどは脂肪を吸引する量が多くなるため、組織へのダメージも大きく、痛みを強く感じやすいです。
施術後の痛みを緩和する方法はあるのでしょうか?
痛み止めを飲んでいただくことや、保冷剤でアイシングする、温めて血行を促進させるなどがあります。また、脂肪吸引した箇所をガードルで固定する、クッションやスポンジで外部刺激から守るというような方法も有効です。
ダウンタイムの症状は部位によって異なるのでしょうか?
個人差もありますが、部位により異なるケースもあります。多くあげられるのは、筋肉痛のような鈍痛、むくみ、腫れ、しびれ、内出血、つっぱり感などです。
脂肪吸引は失敗もあると聞いて不安です。失敗事例はどのようなケースがあるのでしょうか。
脂肪吸引では、下記のような失敗事例があります。
太ももの脂肪吸引を行い過ぎることで、お尻が垂れてしまいます。太ももの脂肪には、お尻を支える役割もあることから、適切な量を吸引しなければ、たるんでしまうのです。
脂肪吸引を行い、皮膚が余ってしまった場合に、皮膚がたるんでしまう可能性があります。特に二の腕やお腹周りの脂肪吸引で起こりやすいです。
脂肪吸引の際に、吸引する脂肪の取りムラがある場合に起こります。二の腕や太ももで起こりやすいです。医師の技術不足や使用している機器で起こりやすいとされているため、経験と実績が豊富な医師の施術を受けるようにしましょう。
脂肪吸引をして細くならなかったという場合、内臓脂肪による肥満ということになります。脂肪吸引では皮下脂肪しか取り除くことはできません。また、筋肉が発達していて脚が太くなっている方は、脂肪吸引では細くならない可能性があります。
腰や脚、二の腕などで起こりやすいです。脂肪吸引では、吸引しやすい部分とそうでない部分があり、バランスよく吸引しなければ不自然な仕上がりとなってしまうのです。
医師の経験不足によることもあり、経験と実績が豊富な医師の施術を受けるようにすることで、リスクは回避できるでしょう。
脂肪吸引は、痛みやダウンタイムが生じる施術です。また、経験と実績がある医師でなければ、綺麗な仕上がりにすることが難しい施術となっています。クリニックを選ぶ際は慎重に検討しましょう。
KILI CLINIC 院長/医師
笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
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脂肪吸引は痛いと聞くので心配です。