まぶたの裏で固定している糸を取り除きます。埋没法を行う際は、小さな穴を開けて糸を埋め込んでいるのですが、糸を取り除く際は埋め込んだ時より少しだけ大きな穴を開けなければいけません。
抜糸にはどれくらい時間がかかるのでしょうか?
簡単にできる場合と時間がかかる場合があります。埋没法を行ってから時間が経過していると抜糸に時間がかかるケースが多いです。また、抜糸ができない場合は、切開しなければならない可能性もあります。
抜糸ができない場合とは、どのような状態なのでしょうか?
二重埋没法を受けてから時間が経過してしまうと、皮膚に糸が埋もれてしまっている場合があります。このような状態だと、切開しなければ糸を取り出すことができません。
抜糸する場合は、どのような手順で行われますか?
まずは、医師に相談します。できれば施術を受けたクリニックで抜糸を受けてください。他のクリニックで相談したい場合は、他院修正の実績が多いクリニックで相談するのが安心です。
医師に相談し、抜糸したほうが良いということになれば抜糸となります。麻酔をしてまぶたの中の糸を取り除きます。抜糸翌日は、腫れや内出血が目立つ方が多いです。
4日程経過すると次第に落ち着いていきますが、個人差があります。当院でも他院修正は承っております。
傷は目立つのでしょうか?
穴を開けて抜糸する場合、傷跡は目立ちにくく跡が残ることもありません。しかし、切開しなければならない場合は、傷跡が残る可能性もあります。
内出血もありますか?
はい。内出血する可能性もあります。内出血が出ない場合でも、傷の赤みは数日出るでしょう。
後遺症が残ることはありませんか?
後遺症ということはありませんが、抜糸すると必ず元に戻るのかというと、元に戻らない可能性もあります。糸を取っても、二重のラインがそのまま残ってしまっていることもあります。
抜糸はどのような時に必要なのでしょうか?
埋没法は、基本的に抜糸することを想定していません。ただし、糸がゴロゴロして痛みがある、糸が出てきた、腫れが引かないなどの場合は、抜糸せざるを得ない場合があります。
ラインを変えたい、左右差があるなどの場合も抜糸しなければいけませんか?
糸が緩んでいない場合は、抜糸なしで新しい糸で修正することも可能です。しかし、糸で留めているラインが出てしまい、三重になってしまう、まぶたの裏で留める糸の数が増えたことで、目の違和感が出るというような可能性もあります。
二重埋没法は、抜糸すれば元に戻るとされていますが、施術から時間が経過していると100%元通りにならない場合もあります。二重埋没法を受ける際は、元に戻らない可能性もあるということを知ったうえで施術を受けましょう
KILI CLINIC 院長/医師
笠 智就(りゅう ともなり)
2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院
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二重埋没法の抜糸はどのようにするのでしょうか?